夏ですねー。蝉がうるせーですねー。
マシン3台の熱で、仕事スペースはいやーな暑さです。しかもうちのMacはG4QuickSilverなんでうるせーことこの上なし。OS9切れないので買い換えもできず、未だに健在な騒音ますぃんです。
しばらく映画の話ばっかだったんで、今日はちと本ネタで。
浦沢直樹・MONSTER。
おもすれかったー。
この人やっぱうまい。非の打ち所がないです。
ただ一つだけ、これドイツなのにDr.が「ドクター」なのはなぜ?
一色まこと・ピアノの森。
完結してると思ったらまだだったよ(´・ω・`)
所謂「天才が発掘されて化けていく」お話なんだけど、まぁ…アリかなぁ。主人公のカイがいいキャラなので許す。難しいコトバ使ってないからわかりやすいし。でもやっぱのだめのが好きだな。
京極夏彦・魍魎の匣
これでブレイクしただけあってやっぱ面白かった。
この人って妖怪譚書いてるのかと思ったら違うのね。すげーミステリ。途中でコムズカシイ理論が色々出て来るんだけど、それがまたきっちり説明とか伏線(?)になってるので無駄がない。スヴァラシイ。
京極夏彦・狂骨の夢
3作目。キャラが立ってきたなー。個人的に榎木津が好きです。ヤツが出てくると笑える。今回のコムズカシイ部分はフロイトやらユング、日本の神道とかーなり込み入ってるんだけど、終わりはすっきり。さすが。
いやー、すっかり京極ワールドにはまってしまいました。
久しぶりにツボな作家と逢えてうれすぃ。
主人公は多分「京極堂」なんだろうけど、「関口」のダメっぷりがあってこそなんだよなぁ。(つかこっちが主人公だよなやっぱ。)
うわああとあっちの世界に逝きそうになるのを超然と
「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」
とぶったぎる。
で、読んでるこっちは納得するわけで、うまいよほんと。翻弄されまくり。
「鉄鼠の檻」「絡新婦の理」と、まだまだ京極ワールドは続きます。
んー楽しみ。
つか本棚がほしーですよorz